予防接種
2017年04月19日更新 2017年03月31日公開

予防接種はどれくらいの間隔で受けたらよいのか

予防接種の中には一度受ければいい予防接種と一定の間隔で摂取しなければならない予防接種の2種類の方法があります。複数回摂取する場合、どれくらいの間隔をあけておけばよいのかについて、ドクター監修の記事で解説します。

複数回受ける必要のある予防接種は、どれくらいの感覚をあけて受けた方がよいのでしょうか。ここでは、予防接種の種類や接種間隔などについて見てみましょう。

予防接種が必要な理由

予防接種を受けるのはなぜなのかについて詳しく解説します。

免疫を作ることが目的

予防接種は、ウイルスや細菌の毒性を薄めた検体を直接、体に投与することによって、体の中に免疫を作り病気にかかりにくくすることが目的です。免疫がない状態で病原体に感染してしまうと、重症化してしまい、場合によっては命にもかかわってきますが、免疫ができていると病気自体に感染する確率が下がったり、感染しても症状が軽くなることがあります。また、集団で予防接種をすることにより、病気の爆発的な流行を抑えることができます。

予防接種には2種類ある

予防接種には、大きく分けて任意予防接種と定期予防接種に分類をすることができます。

任意予防接種とは

任意予防接種というのは、本人や保護者の希望によって、病院に行って個別に摂取をすることができるものです。国が義務づけていないので必ずしなくてはならないというわけではないため、健康保険が適用されないというデメリットはあるものの、さまざまな病気に対するリスクを軽減することが期待できます。また、自治体によっては、補助金が出る場合もありますので、確認をするようにしましょう。主に次のような予防接種が、任意予防接種とされています。

  • おたふく風邪(かぜ)
  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • ロタウイルス
  • インフルエンザ

これらの予防接種は、国が義務づけていないからといって、やる意味がないことはありません。感染してしまうと場合によっては、重篤な症状が引き起こされることもありますので、病気の内容を確認して予防接種を受けるかどうかを決めましょう。

定期予防接種とは

定期予防接種とは、非常に感染力が強く、症状も重くなる可能性が高いウイルスに対して、国が接種するように強くすすめているものです。国が指定する期間に接種し、ほとんどの地域で費用負担なく無料で受けることができます。以下が定期予防接種といわれているものです。

  • ヒブ
  • 小児用肺炎球菌
  • 四種混合
  • BCG
  • MR(麻しん風しん混合)
  • 日本脳炎
  • 水ぼうそう

ワクチンの種類ごとに異なる

ワクチンには、生ワクチンと不活化ワクチンの2種類のワクチンがあります。

生ワクチンの接種間隔

BCGやMR、そして水ぼうそうなどのワクチンは生ワクチンと呼ばれています。毒性を弱めているワクチンですが、ある程度の毒性はあります。摂取後は4週間以上、空けることが必要だといわれています。

不活化ワクチンの接種間隔

ヒブや肺炎球菌、四種混合などのワクチンは、病原体自身は死滅しており、抗体の部分だけを利用しているワクチンです。比較的短期間で摂取することができ、1週間以上、空けておけばよいといわれています。

ワクチン別の接種間隔

ワクチンによっては、複数回摂取する必要があるといわれています。

MR、麻しん単独、風疹単独

MR、麻しん単独、風疹単独などのワクチンは生ワクチンであり、1~2歳までで1回、小学校に入学する前に1回の合計2回の予防接種を受けます。

水ぼうそう

2回の予防接種が推奨されています。1歳以降に予防接種を行い、1回目と2回目の間隔は3か月以上あける必要があるといわれています。

ヒブ

最初に接種をしたタイミングで変わります。

  • 1回目を2~6か月に接種

1回目から4から8週間の間隔をあけて2回目と3回目の接種を行います。4回目の接種は、7か月以上あける必要があるといわれています。

  • 1回目を7か月から1歳にかけて接種

1回目から4から8週間の間隔をあけて2回目を接種して、3回目を7か月以上の間隔をあけて接種する必要があります。

  • 1回目を1歳以降に接種

2回目の摂取はない。

肺炎球菌

ヒブと同様に摂取時期によって変わってきます。

  • 1回目を2か月に接種

1回目から4週間の間隔をあけて2回目と3回目の接種を行います。4回目の接種は、60日以上あけてなおかつ1歳から1歳3か月の間に接種する必要があるといわれています。

  • 1回目を7か月から11か月にかけて接種

1回目から4週間の間隔をあけて2回目を接種して、3回目の接種は、60日以上空けてなおかつ1歳から1歳3か月の間に接種する必要があるといわれています。

  • 1回目を1歳以降に接種

1回目から4週間の間隔をあけて2回目を接種して、3回目の接種は、60日以上空けてなおかつ1歳を超えてから接種する必要があるといわれています。

四種混合

四種混合は、百日せき、破傷風、ジブテリア、そしてポリオのワクチンが含まれています。生後3か月以降に予防接種をして、3~8週間の期間を空け、2回目と3回目を接種します。その後、さらに1年後に4回目を接種します。

日本脳炎

生後6か月以降から接種できますが、3歳以降からの接種を推奨している場合が多いです。1回目の接種から1~4週間あけて2回目を接種し、そこからさらに1年をあけて3回目を接種します。その後、9~12歳までの間でも接種をします。

効率的な予防接種の受け方

不活化ワクチンのほうが、一般的には次の接種までの間隔が短いです。そのため、不活化ワクチンから先に接種をして、異常がなければ生ワクチンを接種するなど、短い間隔で予防接種を受けていくことが可能だといわれています。さらに、複数のワクチンを同時接種することも可能だといわれていますので、医師と相談をして効率よく進めていきましょう。

「予防接種」の記事一覧

記事カテゴリ

記事ランキング

fem.

fem.ヘルスケアが

もっと手軽にアプリで登場!

今日できる。今すぐできる。

健康・キレイ情報を毎日おとどけ。

app-store
google-play