予防接種
2017年04月19日更新 2017年03月31日公開

おたふく風邪(かぜ)の予防接種の時期や効果について

子供がかかりやすいおたふく風邪(かぜ)は発症してしまうと非常につらいといわれています。感染力も強いので、周囲からの感染も心配と感じる親は多いです。おたふく風邪の予防接種について、ドクター監修の記事で解説します。

おたふく風邪の予防接種はいつから受けることができ、何回接種する必要があるのかについて詳しく解説していきます。

おたふく風邪とは

おたふく風邪というのは、大人も感染しますが基本的には赤ちゃんや子供が感染しやすい病気だといわれています。耳の下部分が腫れあがり。おたふくのように見えてしまうことからおたふく風邪と呼ばれています。

おたふく風邪の症状

おたふく風邪の症状としては、主に次のような症状が引き起こされることが多いです。

  • 耳の下にある唾液腺が腫れる
  • あご筋に痛みを感じることがある
  • 腫れている部分をふれると痛みを感じる
  • 食欲があまりない
  • 口を大きくあけにくくなる
  • 3日間の発熱が生じる(もし、3日以上続く場合は合併症の可能性も)

また、これらの症状が見られると同時に、左右の耳の下の部分が腫れあがり、触ると痛がる場合があります。耳の下の腫れというのは、基本的には左右が腫れていることが多いですが、症状によっては片方だけ腫れるという事もあるようです。

おたふく風邪の原因

おたふく風邪は、正式名称を流行性耳下腺炎(りゅうこうせいじかせんえん)と呼びます。原因としては、ムンプスウイルスというウイルスが感染することにより引き起こされるといわれています。おたふく風邪自体は、腫れや痛み、そして発熱などの症状があるものの、比較的回復が早いといわれています。ただ、合併症を引き起こす場合があり、その合併症によっては後遺症などが残ることもあるようです。

感染した場合の登園禁止期間

おたふく風邪というのは、子供が感染してしまうと、感染力が強いことから登校禁止になるのが一般的だといわれています。

感染力が強い期間

おたふく風邪というのは、潜伏期間中から発症直後までがもっとも感染力が強いといわれています。逆に発症してしまうと、数日で感染力が低下するともいわれています。

おたふく風邪の潜伏期間

おたふく風邪の潜伏期間は、2~3週間あるといわれています。発症するまで気づかないことが多いですので、この時点で他の人に感染させてしまっている可能性もあります。

発症日を除く5日間は登校禁止

2012年までは、おたふく風邪になってしまうと、腫れが引いてくるまで登園や登校をすることができないとされていました。しかし、現在では法改正が行われており、発症日をのぞいて5日間は登校してはならないというルールになりました。

おたふく風邪の予防接種とは

ここまで説明してきたように、おたふく風邪は非常に感染力が強く、さらに潜伏期間中に感染力が高まっていくといわれています。そのため、対処法としては、感染してからでは遅く、感染する前に予防接種を受けておくのがもっとも効果的であるといわれています。

日本では任意接種

おたふく風邪の予防接種においては、現在任意接種といわれています。そのため、子供全員が予防接種を受けているわけではありません。接種率はわずか30%だといわれています。ですが、予防接種の効果は非常に高く、有効率は1回の予防接種で90%以上、そして2回の予防接種を行った場合は95%以上の有効率があると報告されています。

予防接種の費用

おたふく風邪の予防接種の費用というのは、予防接種を受ける病院によって異なってきます。自治体が定める期間に予防接種を受けた場合は、助成金が交付される制度があることもありますので住んでいる自治体に確認するようにしましょう。

適切な接種可能時期と回数

おたふく風邪の予防接種は、日本小児学科会によると2回の摂取が望ましいとされています。1回目の予防接種を1歳の時に行い、そして5歳前後の時に2回目を摂取するほうがよいといわれています。ただし、もし子供の時に2回受けていなかったとしても、大人になってからの予防接種も効果が期待できますので、まだおたふく風邪に感染していないのであれば、ドクターに相談をしてみてもいいかもしれません。

予防接種を受けるときに気をつけること

おたふく風邪の予防接種を受けたときにいくつか注意しておく点があります。

アレルギー反応

おたふく風邪の予防接種をした際に、まれにアレルギー反応が引き起こされることがあります。アレルギー反応は、予防接種後の30分以内にあらわれるといわれています。次のような症状があらわれた際には、すぐに病院へ相談をしてください。

  • 発熱
  • 顔や手足の腫れ
  • 顔色の悪化
  • せき
  • 蕁麻疹
  • ショック状態

入浴

予防接種当日の入浴は可能といわれていますが、予防接種後すぐに入浴するのではなく、1時間以上あけてから入浴をするようにしてください。また、注射をした場所については、必要以上に触らないようにして、安静にするようにしましょう。

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