予防接種
2017年04月20日更新 2017年03月31日公開

BCGの予防接種とはどのようなものか

子供のころにBCGの予防接種を受けたことがあるという人は多いと思います。ですが、BCGがいったいどのような病気の予防接種なのか理解できていない人も多いことでしょう。BCGの予防接種の詳細について、ドクター監修の記事で解説します。

BCGの予防接種というのは、結核の感染予防のために接種を行います。BCGの要望摂取について詳しく解説していきます。

結核とは

結核という病気について改めて詳しく解説します。

かつての死因第1位

結核というのは、風邪(かぜ)のような症状を引き起こし、せきやくしゃみといった症状が見受けられます。風邪と同じ症状といっても、かつては日本人の死因の第1位になるほどの死亡率の高い危険な病気だといわれていました。現在では、医学の進歩により脂肪率は減少しているものの、それでも年間1万9千人以上の人が結核になっているといわれています。

結核の原因

結核というのは、結核菌という細菌によって引き起こされます。体内に取り込んだら、必ず発症するというものではありません。多くの場合は、せきやタンによって体外に排出されることが多いようです。また、症状が軽い場合も多く、そのようなときには一般的な風邪と同様に免疫が作られます。免疫が作られることで、徐々に結核菌への耐性も強くなっていくといわれています。

結核の症状

結核の初期症状としては、せき、タン、そして風邪に似た微熱症状が続いた後に、体重減少や食欲不振などの症状が見られるようになるようです。

結核の感染経路

結核の感染経路について詳しく解説します。

空気感染をする

結核菌というのは、飛沫感染や接触感染だけでなく、空気感染をすることから感染力が非常に強いと考えられています。空気を介して、体内に入り込みます。ほとんどの結核菌は、せきやタンなどによって外部に排出されますが、肺の内部にまで入り込んでしまうと、結核を発症してしまう可能性があります。結核菌は肺の内部で増殖を始めます。灰の中で増殖が進んでいくと、肺からリンパ節へと異動をして、全身に拡大していきます。また、血液を通って、廃以外の部位に症状を発症させることもあるので注意が必要です。

BCGの接種はいつ受けるか

BCGの予防接種のタイミングについて詳しく解説していきます。

近年法改正がされた

BCGの予防接種というのは、長きにわたってツベルクリン反応検査を行った後に、陽性が出た人に対して予防接種を行っていました。この方法というのは50年にもわたって日本で行われてきました。ですが、近年ではほとんどの児童が未感染者であることから、2005年に結核予防法が改正されました。それによって、現在ではツベルクリン反応検査を行わなくても、全員が直接BCGの予防接種を受ける方式に変更となりました。

定期予防接種

新生児のBCG予防接種については、定期予防接種に組み込まれており、生後6か月までに予防接種を行うことが適切であると定められていました。ですが、2013年の法改正により1歳までに受診するのが適切であるとされています。一般的には、生後5か月から8か月の間に受診する人が多いようです。

また、乳幼児の結核への耐性を強くするために、生後3か月前であっても、予防接種を受けることができるように法改正がなされています。ただし、法改正がなされているものの、一般的な定期予防接種では

BCG予防接種で気をつけておきたいポイント

BCGの予防接種は人によっては副作用が引き起こされることがあります。

接種部分が赤くなることがある

ワクチン接種から3週間程度経過すると、ワクチンの接種をした部分が赤く腫れあがることがあります。症状によっては、アナフィラキシーなどの重篤な症状になることもありますので、もしそのような症状が発症してしまったら、早めに医師へ相談をするようにしてください。

コッホ現象

ワクチン接種をする前に、すでに結核に感染していた場合、コッホ現象と呼ばれる副作用が現れることがあります。摂取後10日以内に発症するといわれていますので、発症したらすぐに病院へ行くようにしてください。

跡が残る

全体の1%以下であるといわれているものの、BCGの予防接種をした針の跡が残ってしまったり、わきの下にあるリンパ節が腫れたりする可能性があります。

BCG予防接種の受け方

子供にBCGの予防接種を受診させる場合の方法について解説します。

集団接種の場合

BCGの予防接種は、集団接種であることが多いです。そのため、BCGを受ける前にそのほかの病気の予防接種、たとえば四種混合やヒブワクチン、そして小児用肺炎球菌ワクチンなどを事前に受けておくほうがよいといわれています。もし、BCGワクチンを個別で受けることができる場合は、そのほかのワクチンと同時に受けることもできますので、医師に相談をしてみましょう。

地域によっては早めに

基本的には生後5か月から8か月の間に受診することが多いですが、地域によって結核の発生頻度が高い場合は、もう少し早めに受けるほうがよい場合もあります。ドクターと相談をしつつ時期を確認しましょう。

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